VOICE.02

先輩から受け継いだ技術と思いを胸に、
次なるステージを目指す。

入社後、同部署に配属されてから、データベースインフラの運用管理、新規案件にかかるデータベースオブジェクト構築作業などデータベース管理を担当。現在は主担当として活躍するとともに、ダイバーシティ研修などで社員に生産性の良い働き方を示すなど、社内の良き模範となっている。

入社理由、NSTecの魅力を教えてください。

証券業界を支えるやりがいと、
アットホームな雰囲気に心引かれた

学生時代は化学科に所属し、植物が持つ遺伝子の違いによって現れる固体差や特徴を活かし、新しい品種を開発したりする研究をしていました。それで、就職活動も当初は農薬・食品メーカーを中心にまわっていたのですが、なんとなく自分に合ってないような気がしていて…。そんな時、たまたま参加したIT会社の説明会で知ったのが証券エンジニアの仕事です。専門性を身につけたい自分にぴったりで、社会に与える影響力も大きい。面白そうだなと関心を持つようになりました。そうして出会ったのがNSTecです。
証券システムは規模も責任も大きい分、やりがいがありそうだと思いましたし、何より、私が気に入ったのは、アットホームな会社の雰囲気です。実は、すでに一社内定をもらっていたのですが、納得行くまで活動を続けたからこそ出会えた。やっと見つけた！、と思いました。

仕事での大変なこと、やりがいは何ですか？

がむしゃらに走って、
今は次のステージに進むため
猛勉強中！

私の主な仕事は、証券システムのデータベースの物理設計、構築を実施することです。本番環境へデータベースオブジェクト（テーブル）をリリースする際には、一旦データを退避し、リリース後にデータをロードする段取りが必要となるのですが、大きな案件だと関わる部署も多く、各部署との調整（リリースタイミング）が重要になります。そういった調整も私に一任されていて、責任がある分、やりがいもあります。リリースは多い時で週3回、毎週のようにあります。何事もなく無事に終わるとほっとしますし、やり遂げられたことは自信につながります。
案件を数多くこなす中で構築の技術は一通り身につけられたので、今後はデータベース製品の選定、関連ソフトウェアの導入やバックアップ・リカバリーの計画、性能のモニタリングおよびチューニング、データベース環境の整備・改善に関する企画（統合、新技術導入）といった業務を担当したいと考えています。それにはもっともっと技術や知識を身につけないと、この先には到達できません。優秀な先輩方と同じステージに立てるように、通勤時間などを使ってデータベース資格取得の勉強中です。

将来向けて大切にしたいことを
教えてください。

先輩たちから受け継いだ技術を、
今度は自分が伝えていく

金融所得課税の一体化、マイナンバー制度の導入、ジュニアNISAのスタートという制度変更に伴う3大プロジェクトのリリースに関わりました。私が担当した中で最も大きな案件です。リリース前には本番と同じスケジュールで何度もリハーサルを繰り返します。スケジュ―ルは適正か、申請書に誤りはないか、遅延が許されない状況で緊張感を味わいました。
一方、チームでの仕事を通して感じたのは、どの先輩も、とても頼りになる存在だということ。みんな、周りの人や会社のことを自分事のように考えていて、助け合いの精神があります。今度はそれを私が後輩に伝えていく番です。
今、私は新入社員を指導する立場にあります。教えることで曖昧だった知識が明確になったり、分からないことに気付いたり、自分のためにもなります。頼りがいのある先輩になれているかは分かりませんが・・・自分も少しは成長できているのかな、と感じています。